第五回「藝展―GEI-TEN―」
【京都 清水寺】前期: 10月29日~10月31日、後期: 11月2日~11月4日
【奈良 薬師寺】 11月12日〜11月14日
【東京 増上寺】前期: 11月18日〜11月20日、後期: 11月22日~11月24日
主催: 藝展実行委員会
運営: 株式会社 クオリアート
協力: 清水寺、薬師寺、増上寺
2024年に起きた能登半島地震災害復興支援展として、京都の清水寺、奈良の薬師寺、東京の増上寺という名刹で「第五回 藝展」を開催
《京都》
会期:10月29日~10月31日(前期)、11月2日~11月4日(後期)
会場:音羽山 清水寺 圓通殿
2025(令和7)年10月29日から11月4日にかけて、ユネスコの世界文化遺産に登録されている音羽山・清水寺の圓通殿にて、美術展覧会「第五回 藝展」を開催しました。
開創1200年を記念して建立された大講堂の西翼棟、十一面千手千眼観世音菩薩立像(御前立)が安置されている本展会場、圓通殿には、日本画、洋画、彫塑、陶芸、工芸、写真、書道など、前期で95点、後期で94点の作品が集まりました。
会場の圓通殿に隣接する洗心洞において実施した開催記念レセプションでは、まず弊社代表取締役社長の櫛田英俊が挨拶。続いて清水寺住職の森清範貫主からは、本展のテーマ「祈り」の言葉についてありがたい法話と、文化芸術のなかに登場する清水寺の歴史などを語っていただきました。
特別プログラムでは、上七軒からお越しいただいた舞妓さんによる舞をご来場の皆様にご覧いただきました。
また、2024年に発生した「能登半島地震災害復興支援展」として実施した本展では、清水寺の御本尊である、十一面千手千眼観世音菩薩立像(御前立)が見守るありがたい会場にて、多くの義援金を賜ることができました。
《奈良》
会期:11月12日(水)〜11月14日(金)
会場:薬師寺 食堂・西僧坊
11月12日(水)より、「古都奈良の文化財」の構成資産としてユネスコの世界文化遺産に登録されている薬師寺にて開催しました。
古来、食事の場だったものを、参拝や法話を行う現代の宗教空間としての機能を想定した仏堂として再建された会場の1つである食堂(じきどう)には、文化勲章受賞者で日本画家の田渕俊夫氏が描いた御本尊《阿弥陀三尊浄土図》と全長50mの《仏教伝来の道と薬師寺》が安置。また建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞された建築家・伊東豊雄氏デザインによる雲の模様が、荘厳な雰囲気を演出しています。
もう1つの会場である西僧坊には、かつて国宝・東塔の最上部を飾った創建当時の水煙(すいえん/※本展では非公開)が収められています。
今回は「能登半島地震災害復興支援 特別展」としていましたが、地道な積み重ねがいつか大きな成果を生むということを改めて知り、芸術を通した私たちの「祈り」は必ず被災地に通じると確信を得られた催しとなりました。
《東京》
会期:11月18日(火)〜11月20日(木)<前期>、11月22日(土)~11月24日(祝) <後期>
会場:増上寺 慈雲閣
京都の清水寺、奈良の薬師寺に続き、11月18日(火)から前期後期に分けて11月24日(月・祝)まで、東京・芝公園にある浄土宗七大本山という格式高い増上寺にて開催しました。
本展の会場となった慈雲閣(じうんかく)は、増上寺を開山した酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人の550年遠忌記念事業(1989〈平成元〉年)として、東京大空襲で罹災した開山堂が再建されたものです。
「三解脱門」や家光公寄進の「黒門」から目と鼻の先で、かつては大蔵経が収められ(現在は収蔵庫に移管)ていた経蔵を背に建つ慈雲閣の白を基調とした会場内には、京都と奈良で多くの人々を感動させた展示作品が再集結。参拝客をはじめ外国人観光客など、連日多くのご来場者で賑わい、多岐にわたるジャンルの表現の多様さに、皆様ご満足いただいた様子でした。
家康公を守ったとされる寺宝「黒本尊」の黒ずみは、悪事災難を一身に引き受けたためで、厄難から人々を救うとして尊崇されています。そのご加護にあやかって、本会場でも多くの義援金を賜ることが叶いました。