美と音楽の饗宴

会期:2021年10月25日(月)~10月27日(水)
会場:福音派ハウス・ボン
   (Haus der Evangelischen Kirche)

主催/運営 : 株式会社 クオリアート
協力 : 独日協会ボン

楽聖・ベートーヴェン生誕の地、ボンで、
「美と音楽の饗宴」を開催!

ハイドンやモーツァルトに並ぶウィーン古典派を代表するドイツ出身の作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。重度の難聴をわずらいながらも、「傑作の森」と呼ばれる制作活動の黄金期には、《エロイカ》や《運命》、《田園》など数多くの楽曲を世に送り出しました。貴族の余興であった音楽を大衆に向けた音楽様式に昇華させるにとどまらず、美術界へも影響を与え、「楽聖(偉大な音楽家の呼称)」と称されたベートーヴェン。この偉大な音楽家生誕の地であるドイツ・ボンの福音派ハウス・ボン(Haus der Evangelischen Kirche)を舞台に、この度、「美と音楽の饗宴 〜ベートーヴェン生誕250周年〜」を開催しました。

2020年はベートーヴェンの生誕250周年ということで様々なコンサートやイベントが予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期になったものもあり、2021年も引き続いて関連イベントが記念事業として開催されています。

楽聖の生誕250年を記念し開催する本展では、彼の偉大な業績を称えるとともに、日本人芸術家の創作を交響曲第9番《歓喜の歌(通称:第9)》の楽譜の表紙にあつらえ、ドイツの福音派ハウス・ボンで展示しました。全アーティストの作品が表紙にデザインされた楽譜を譜面台に並べ、「美と音楽の饗宴」として魅せる、新たな展示方法で展覧しました。

また、日本人アーティストによる秀作を収め、楽聖ベートーヴェンと縁ある芸術家たちを紹介した特集を加えた美術作品集を制作しました。

福音派ハウス・ボン
展覧会場内観
本展バナーがお客様をお出迎え
楽譜展示の様子
マルテ・C・ベッカー氏に、ベートーヴェン生誕250周年と本展の開催を記念して制作した作品集を贈呈
美術作品集『美と音楽の饗宴〜ベートーヴェン生誕250周年〜』