WORLD PEACE ART EXHIBITION 2021

【国内展】東京 Tokyo 2021年7月6日(火)〜7月10日(土)
【海外展】アメリカ・ニューヨーク New York,USA 2021年10月19日(火)~10月22日(金)

主催 :I・P・A実行委員会
後援 :外務省、広島市、長崎市
運営 :株式会社 クオリアート

音楽の殿堂カーネギー・ホールにて、
国際平和美術展の海外展を開催!

実業家で鋼鉄王と称されたアンドリュー・カーネギー。彼は教育や文化事業への寄付活動などの社会貢献に多大な影響を与えた慈善活動家としても知られており、1891年にカーネギー・ホールを創設しました。レンガとテラコッタで装飾されたイタリアルネサンス様式の堂々とした美しい外観は、当時から格式高い建造物であったことがわかります。
この、世界を代表する音楽の殿堂カーネギー・ホールを舞台に「第29回 国際平和美術展」の海外展を開催しました。
10月20日の夕刻より実施した開催記念セレモニーでは、カーネギー・ホール総支配人兼芸術監督クライヴ・ギリンソン氏、在ニューヨーク日本国総領事館広報センター所長の村上顯樹氏、同館領事の谷合正成氏、9・11教育トラスト総理事マイケル・デンプシー氏、セプテンバーズ・ミッション創始者モニカ・イケン氏らをお迎えし、日本から渡航されたアーティストの皆様とともに両国の芸術文化交流を祝しました。

また、カーネギー・ホール9階屋上テラスでの植樹や、カーネギー・ホール公式サイトに、ご出展アーティストのフルネームが掲示されるなど、様々な形で9・11追悼の意を表することも叶いました。
アメリカ同時多発テロ事件から20年の節目を迎えた2021年に、本展を通じた平和の祈りが虹の架け橋となり、アートによって更なる両国の文化交流の機会を創出しました。

展覧会場内観
展覧会場内観
展覧会場内観
開催記念セレモニー後、内覧会の様子
ご来賓と渡航アーティストの皆様で記念撮影
本展の開催を記念した植樹

《国内展》
9・11鎮魂への想いをこめ、国際平和美術展を開催

1993年に創設した国際平和美術展は「芸術からの平和希求」をテーマにかかげ、日本国政府をはじめ自治体や公的機関、また世界各国の要人からご協力を賜り、国内外の各都市での展覧会を通じて、多くの人々と平和への思いを交歓してきた歴史があります。
2001年9月11日、今なお人類の脳裏に焼き付いて離れない悲劇の瞬間。アメリカ同時多発テロ事件発生から20年を迎える2021年に、9・11の鎮魂と恒久平和を祈念して、東京芸術劇場とアメリカ・ニューヨークのカーネギー・ホールという2つの舞台で、第29回 国際平和美術展を開催する運びとなりました。
去る7月6日から7月10日の期間、東京・池袋のランドマークであり昨年開館30周年を迎えた東京芸術劇場にて開催した国内展では、日本のアーティスト287名による多彩な作品とともに、平和への想いが込められたメッセージを展示いたしました。また巡回展会場であり、“音楽の殿堂"として名高いニューヨーク・マンハッタンのカーネギー・ホールにちなんで、「音楽を描いた芸術家たち」と銘打った特集パネルを併設展示いたしました。

東京芸術劇場は、平成2年の開館以来、クラシック、演劇、舞踊、展示や講座などさまざまな芸術を発信し続けてきた、東京都の公共劇場を代表する文化施設です。立地する池袋エリアは、かつて池袋モンパルナスと呼ばれた芸術家たちの集うアトリエ村があった文化圏。今も8つの劇場を備える複合施設「Hareza池袋」や、池袋西口公園野外劇場「グローバルリング シアター」などが開館し、国際的なアート・カルチャー発信の場としても、近年ますます盛り上がりを見せています。芸術文化に興味・関心の深い人々が集う池袋で平和への思いが込められた作品とメッセージの数々を、コロナ禍にも関わらず5日間で2700名以上のお客様にご覧いただくことが叶いました。

東京芸術劇場内観
賑わう会場
大きな壁面に映える本展バナー
初日オープン時のギャラリー入口
白を基調とした空間で作品を展示
展示の様子