ダ・ヴィンチとの邂逅
会期: 2020年10月18日(日)~10月21日(水)
会場:クロ・リュセ城(フランス・ロワール)
レオナルド・ダ・ヴィンチが《モナ・リザ》と過ごした
クロ・リュセ城で日本美術の展覧会を開催!
フランス中部を流れる同国最長の河川ロワール。この流域に広がるロワール渓谷の街アンボワーズには、ルネサンス期のフランス王・フランソワ1世が幼少期を過ごし、イタリアから招聘した晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチを住まわせたクロ・リュセ城があります。ロワールの古城めぐりの1つに数えられる有名なアンボワーズ城を始め、クロ・リュセ城含む一帯は「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。このユネスコ世界文化遺産のクロ・リュセ城内ダ・ヴィンチ・パークにて、10月18日から10月21日の4日間、美術展覧会「ダ・ヴィンチとの邂逅」を開催いたしました。レオナルドは晩年、フランス王の招きに応じ、代表作《聖アンナと聖母子》、《洗礼者聖ヨハネ》、そして著名な《モナ・リザ》をその手に同地を訪れ、死の間際まで加筆を続けました。
そんな巨匠レオナルドの思いが詰まった城内での本展会場には、日本アーティストによる多彩なジャンルの作品が、レオナルドの絵画や模型などとともに展示されました。会期初日、《最後の晩餐(レプリカ)》前において行なわれたオープニングセレモニーでは、クロ・リュセ城を含むダ・ヴィンチ・パーク館長であるフランソワ・サンブリ館長からスピーチを頂戴。続いて主催者を代表して本展実行委員長でクオリアート代表取締役社長・櫛田英俊が挨拶し、ご来賓の方々からもお言葉を頂戴しました。その後、城内のレストランでご来賓と関係者によるレセプションパーティーを開催。偉大な芸術家に縁深い空間で、日仏の友好を深める貴重な時間となりました。美術展覧会「ダ・ヴィンチとの邂逅」は開催4日間で2500名もの来場者数を記録。連日盛況を博した本展は好評のうちに幕を閉じました。