WORLD PEACE ART EXHIBITION 2015

【国内展】神奈川 Kanagawa
【海外展】イタリア Rome,Italy

主催 :I・P・A実行委員会
後援 :外務省、広島市、長崎市、横浜市、公益財団法人ユネスコ協会連盟
運営 :株式会社 クオリアート

《海外展》
平和の聖母(マリア)が見守る、第23回国際平和美術展開催!

会期:2015年9月2日(水)~9月5日(土)
会場:キオストロ・デル・ブラマンテ(ローマ市)

かつて17世紀には芸術を専攻する学生に対してフランス国家が、その地への留学を推奨したほど文化と芸術の魅力に満ちた都ローマ。古代から多くの文物を世に送り出してきた歴史深いこの地で、2015年9月2日(水)〜9月5日(土)、「第23回国際平和美術展」が開催されました。

渡航した日本アーティスト
豪華な会場で行なわれたレセプション・パーティー
第266代ローマ法王フランシスコとの謁見
開催当日にはローマ・カトリック教会の最高位の聖職である第266代ローマ法王フランシスコとの謁見が実現。本展は開催前にありがたい神のご加護を受けることが叶いました。

折しも開催中の「2015年ミラノ国際博覧会」によって国内外より多くの人がイタリアを訪れており、街中が祭典ムードの最高潮を迎えている中、本展の会場となったのは首都ローマの中心に位置するナヴォーナ広場からほど近く、その名も「パーチェ(平和)通り」を抜けた先のサンタ・マリア・デッラ・パーチェ教会に隣接するキオストロ・デル・ブラマンテです。

開催当日に行なわれたオープニング・セレモニーには、和太鼓の鳴り響く中、日本から渡航したアーティストたちをはじめ、キオストロ・デル・ブラマンテのラウラ・デマルコ館長や在イタリア日本国大使館の梅本和義特命全権大使など錚々たる面々がご来賓としてお越し下さり、国際平和展美術展が華やかに開会しました。
会場では、日本のアーティスト168名による作品とともに、平和を願うメッセージを展示。作品とともに日本人が胸の内に秘めた平和に対する思いは、多くの来場者の心に響いた様子でした。

そして会場を1880年に建築された貴族サルバトーレ・ブランカッチョの住まい「パラッツォ・ブランカッチョ」に移し、レセプション・パーティーを開催。貴族にゆかり深い豪華な内装の宮殿で、楽団によるオペラ音楽が奏でられる中、本場のイタリア料理を堪能。
代々、平和の思いを全世界に伝える法王との謁見に始まり、平和の名を冠する教会敷地内での開催という様々な平和祈願のカタチ、そして思いに包まれた展覧会となりました。

《国内展》
芸術からの平和希求へ向けて
「平和を希望する芸術家」たち国際平和美術展開催!

会場:2015年6月24日(水)~6月27日(土)
会期:神奈川県民ホールギャラリー(横浜市中区山下町3-1)

雨後の新緑がひときわ濃く感じられる6月下旬。第23回国際平和美術展が神奈川県横浜市の神奈川県民ホールで開催されました。

本展バナーがお出迎え
多くの方々がご来場
村田望氏によるスペシャル・ライブ
展覧会場となった神奈川県民ホールギャラリーでは、恒久平和の実現を願う日本アーティスト約180名による作品と平和へのメッセージを展示しました。併設展示では、戦後70周年を迎えるにあたり、平和を愛した芸術家たちとその芸術作品について特集。また巡回先のローマに因み、市内の独立国家バチカン市国で、平和を祈願するローマ法王に焦点を絞り、歴代の法王の活動などを紹介しました。
本展には初日から連日、多くの人が訪れ、平和と芸術を愛するアーティストたちの作品をご鑑賞いただきました。

6月26日には横浜を代表する老舗、ホテルニューグランドにてレセプション・パーティーを実施。銀杏並木や氷川丸、山下公園を臨み、開国の歴史を物語る《ペリー提督・将校の横浜上陸図》が壁面を飾る「ペリー来航の間」で行なわれたパーティーには、元ユネスコ日本政府代表部特命全権大使、現内閣官房参与、木曽功氏をはじめ、海外からのご来賓もご来場。木曽功氏には本展から国際平和美術展の顧問に就任いただきそのご挨拶をいただきました。
創業から88年の重厚さを随所に味わうことが出来る豪華な会場でご歓談の中、本展開催記念特別プログラムとして、歌手の村田望氏によるスペシャル・ライブを開演。オペラやミュージカルへの出演、宗教曲、オラトリオのソリストを務めるなど、幅広い経験に培われたその歌声と迫力に会場の温度は上がり、夏を先取りするような、情熱的な一夜となりました。

国内展成功の勢いを落とさないまま、9月には巡回先であるイタリア・ローマへと臨みます。