WORLD PEACE ART EXHIBITION 2016

【国内展】神奈川 Kanagawa
【海外展】フランス Nice,France

主催 :I・P・A実行委員会
共催 :ニース市
運営 :株式会社 クオリアート

《海外展》
天使の湾に抱かれたニースにて第24回国際平和美術展開催!

会期:2016年10月20日(木)~10月23日(日)
会場:PARC PHOENIX-NICE(フランス・ニース)

フランスの南東部、地中海に臨み、カンヌとならぶ観光保養地として知られる都市ニース。19世紀以来、温暖な地中海性気候を求めてヨーロッパ各国から王侯貴族が訪れ保養地として栄えました。現在フランスで5番目に人口の多い都市となり、コート・ダジュールの玄関口となっています。この地で、2016年10月20日(木)~10月23日(日)、「第24回国際平和美術展」が開催されました。

パーク・フェニックス・ディレクターのミッシェル・ヘンコク氏
馬場貴海賀先生による書道パフォーマンス
井下芹村先生による書道ワークショップ
1966年11月9日、鎌倉市は初の姉妹都市提携をニース市と果たし、今年で50周年を迎えます。これを祝して今夏に鎌倉で開催した国内展に続いて、ニースでの巡回展となりました。

気持ちの良い秋晴れとなった開催当日、ニースの有名な遊歩道であるプロムナード・デ・ザングレ沿いにある展覧会場、パーク・フェニックスで行なわれたオープニング・セレモニーには、ニース市長代理のジェラルド・ボウデュ氏をはじめ、パーク・フェニックス・ディレクターのミッシェル・ヘンコク氏がご来場いただきました。それぞれ両国の交流に資する本展への感謝の言葉を頂戴し、弊社代表・櫛田英俊と本展顧問の木曽功氏が皆様にご挨拶。馬場貴海賀先生の書道パフォーマンスののちに、テープカットを行ない本展はスタートしました。

一同は展覧会場へ移動しワークショップを行ない、国際平和展美術展の内覧会が華やかに開会。会場では、日本のアーティスト172名による作品とともに、平和を願うメッセージを展示。多彩な作品はもとより、日本人が胸の内に秘めた平和に対する思いは、7月にテロ事件を経験したニースの人々をはじめ来場者の心に響いた様子でした。
またパーク・フェニックス最寄りのプロムナード・デ・ザングレへ向かい、テロ事件の現場に設置された供花台で、犠牲者を悼み供花し、平和な世界の実現を願いました。

そして国立マルク・シャガール美術館に移動し、エントランスで館長のアン・ドプフェール氏から、ウェルカムスピーチをいただき、オーディトリアム(講演室)にて、出展証明書の授与式。続いて、シャガールについての特別講義が行なわれました。

同館内、シャガールの名作が囲むよう特別に用意されたレセプション・パーティーでは、同館館長をはじめご来賓のニース市長代理のジォール・マルティノ氏やパーク・フェニックス・ディレクターのミッシェル氏をご紹介。

本展の出展アーティストよりご来賓にプレゼントを贈呈したのち、フラワーアーティストの吉川昌子先生より乾杯のご発声を賜ってパーティーはスタート。

歓談が弾むなか、芸術による平和希求の実現に向けて、団結を図る展覧会となりました。

《国内展》
平和都市宣言の街・鎌倉より
『芸術からの平和希求』を目指す国際平和美術展開催!

会期:2016年7月26日(火)~7月30日(土)
会場:鎌倉芸術館(神奈川県鎌倉市大船6-1-2)

梅雨明け間近の7月下旬。鎌倉ニース姉妹都市提携50周年を記念した「第24回国際平和美術展」が、神奈川県鎌倉市の鎌倉芸術館で開催されました。

竹林の中庭の前で本展バナーがお出迎え
開催記念レセプションパーティーの様子
賑わう会場
会場内には日本のアーティスト約170名による、バラエティ豊かな作品の数々と、作者によって綴られた多様な平和へのメッセージを展示。

国内外で人気の高い観光名所の鎌倉市とあって、平和と芸術を愛するアーティストたちの作品は、多くの来場者にご鑑賞いただことが叶いました。

併設展示では、風光明媚な鎌倉市にゆかりの深い日本の芸術家と、本年同市と姉妹提携から50周年を迎えるニースにゆかりのある芸術家を紹介。

また今夏、オバマ大統領が現職大統領として初めて広島市を訪問し、献花を行なった歴史的快挙についても取り上げるなど本展を始め、核廃絶を訴える人々にとって、意義深い内容となりました。

展覧会初日には鎌倉芸術館内の一室でレセプション・パーティーを実施。本展の主旨をご説明した後に、実行委員長の櫛田英俊よりご挨拶をし、続いてご来賓のご紹介をさせていただきました。
今回お越しいただいたのは国際平和美術展顧問の木曽功様、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟理事長の野口昇様、鎌倉市長の松尾崇に代わって副市長の小林昭様、特別出展としてお作品を展示いただいた、こうのこのみ先生ご子息の、こうのりうのすけ様。また日本画家の工藤甲人先生ご子息の工藤正様もご来場くださいました。

ご来賓の方々によるご挨拶の後、ご出展作家を代表して洋画家の村田佳代子先生よりご挨拶と乾杯の発声を賜り、レセプションはスタート。特別プログラムとして行なわれた、ヴァイオリン&ハープのユニットによるライブでは、美しい音色で名曲の数々が演奏され、会場は一体となり盛り上がりました。

盛況の手応えを残し、歴史深い古都・鎌倉から、同じ海の街ニースへと向かいます。