MINERVA 2023 in KYOTO 開催のお知らせ

会期:2023年4月19日(水)~ 4月23日(日)
時間:10:00 ~ 18:00(最終日は13:00まで)
会場:京都市京セラ美術館 本館2階 南回廊 西側(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)

詩・知恵・芸術・工芸などを司る女神の名のもと、多彩な芸術作品を対象として書籍の刊行と展覧会の開催を根幹に、多様なプロモーションを行なうプロジェクト「MINERVA(ミネルヴァ)」では、これまで国内外で多くの人々との出逢いを演出してきました。
なかでも、2016年から本プロジェクトと提携を結んでいる英国王立美術家協会(RBA)会員との邂逅は特別で、皆さまには書籍と展覧会の両企画において多大なるご協力を賜ってきました。このRBAが来年2023年で設立から200年を迎えました。
今も昔もロンドンは文化の成熟した芸術の都でした。20世紀初頭、日本人画家がイギリスの芸術界を夢見て続々と渡航します。ロンドンの美術批評で高く評価された原撫松をはじめ、社交界でも名を馳せた牧野義雄、RBA準会員に推された栗原忠二たちが同地で才能を花開かせました。彼らが紡いだ日英の文化交流を私たちが受け継ぎ、こうして現代のアーティストの皆様と発展させるのは意義深く、大変誇らしく感じております。
この度、現代まで伝統と革新を重ね、イギリスの芸術界を牽引する英国王立美術家協会(RBA)が大きな節目を迎えることを記念して、RBA本拠地のマル・ギャラリーズと、日本を代表する文化施設、京都市京セラ美術館を舞台に「MINERVA 2023」を開催する運びとなりました。
当館は1933(昭和8)年に誕生し、公立美術館としては東京都美術館に次ぎ日本で2番目に開館という歴史を誇り今年で創建90年を迎えます。2020(令和2)年に改称してからさらに注目を集めている京都市京セラ美術館にて本展の盛会を目指してまいります。皆様のお越しをお待ちしております。