日本・ポーランド
国交樹立100周年記念事業
「藝展―GEI-TEN―」

会期: 前期 2018年11月30日(金)~12月2日(日)
後期 2018年12月4日(火)~12月6日(木)
会場:音羽山 清水寺 圓通殿(京都)
時間:10:00〜16:00 
主催:藝展実行委員会
運営:株式会社 クオリアート
協力:音羽山 清水寺
後援:京都府、京都市、京都市観光協会
入場:無料

清水寺 古と優艶の書画展 第25回特別展として
「藝展―GEI-TEN―」を開催

墨芸術の魅力を展覧し続けてきた「清水寺 古と優艶の書画展」の25回特別展として、書芸術に限らず、日本のあらゆる芸術文化の魅力を世界に発信する展覧会を装いも新たに開催しました。

会場となった清水寺の圓通殿
多くの人で賑わう展覧会場
清水寺歴代住職の貴重な書作品を特別展示
隣接する洗心洞にて開催されたレセプションの様子
ポーランド・日本文化センター代表ミロスワフ・ブワシチャック氏
舞妓の雛佑さん・涼真さんによる京舞
1994年の「平安建都1200年」より、24年間という長きにわたって毎年、京都の古刹、音羽山 清水寺にて墨芸術の魅力を展覧し続けてきた「清水寺 古と優艶の書画展」。

折しも、日本文化の振興、普及、保存活動等を行なう文化庁の京都への移転が発表され、同地が今後ますます芸術による国際交流の舞台となることが期待されているなか、25回という節目を迎える同展を、書芸術に限らず、現代の精鋭作家による日本のあらゆる芸術文化の魅力を世界に発信する「藝展 ―GEI-TEN―」として装いも新たに開催いたしました。

日本・ポーランド国交樹立100周年の認定事業として、ユネスコ世界文化遺産に登録されている京都の清水寺とポーランドのヴィラヌフ宮殿併設国立美術館で開催する運びとなった本展。国内展の会場となった清水寺 圓通殿には、日本画、洋画、彫刻、工芸、書道など幅広い表現で魅せる作品が一堂に会しました。

また、清水寺住職・森清範貫主による「今年の漢字一字《北》(2017年)」や、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」にも登場した月照上人の作品《唯心弥陀》、昭和の名僧・大西良慶和上の《大道通長安》など歴代の清水寺住職の格調高い書が特別に展示されました。
清水寺は “清水の舞台”で知られる本堂をはじめ、国宝や重要文化財の堂塔など随所に見所があり、なかでも紅葉に美しく彩られた音羽山に抱かれる風光明媚な景色は、国内外からの参詣者に高い人気を誇っています。会期を通して訪れた多くの方々が、歴史的な名所に集まった芸術的な表現の数々に伝統と革新を併せて感じ取り、心から作品鑑賞を楽しんでいる様子でした。

1日と4日の2回にわたって開催されたレセプションは、両日120名を超える参加者で賑わいました。清水寺住職の森清範貫主が登壇し、日頃から芸術に勤しんで、日本の心の文化を形として表現し、それを伝えていくという文化的な努力をされている出展者に、厚い敬意を表したほか、1日にはポーランド・日本文化センターの代表取締役ミロスワフ・ブワシチャック氏がご来場。国交樹立100周年を祝うとても重要な文化イベントの一つとして、本展が両国の文化交流の発展に貢献し、友好の新しい懸け橋となってほしいとお話しいただきました。特別プログラムとして京都の舞妓さんによる可憐な舞も披露され、芸術と日本文化に触れ、人々が交流を果たす貴重な機会となりました。

盛況のうちに幕を下ろした本展は、この後、2019年4月にポーランドへと巡回される予定です。