WORLD PEACE ART EXHIBITION 2024
【国内展】広島 Hiroshima 2024年6月8日(土)~6月12日(水)
【海外展】サンティアゴ・デ・コンポステーラ Santiago de Compostela 2024年10月10日(木)~10月22日(火)
主催 :I・P・A実行委員会
後援 :外務省、広島市、長崎市
運営 :株式会社 クオリアート
巡礼の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラで国際平和美術展の海外展を開催!
本年10月、UNESCO世界文化遺産でキリスト教三大巡礼地の一つ、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラにおいて、「第32回 国際平和美術展」の海外展を開催しました。
会場となったエウヘニオ・グラネル財団美術館では、多くの方にご出展の皆様の作品をはじめ、平和のメッセージをご覧いただき盛況を博しました。
後期初日に実施された開催記念セレモニーでは、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市より、本展の出展感謝状をご出展者代表へ授与。また同日夕刻からは、歴史深いパラドールで開催記念パーティーを開き、同市観光事務局・局長フラビア・ラミル・ミジャレンゴ氏から、ご出展者へ感謝状の授与式が執り行なわれました。
また、会場には現地メディア(TVと新聞)の取材が入り、本展の開催模様と開催記念セレモニーの様子が、地元紙『el Correo Gallego(エル・コレオ・ガジェーゴ)』と『La Voz de Galicia(ラ・ボス・デ・ガリシア)』で紹介されました!地元紙はともに読者の多い新聞として知られ、またテレビのニュースで本展を知り翌日に訪れて下さった人も多く、現地での注目度の高さが伝わりました。
ご来場者からは「日本の展覧会は初めての体験でしたが、とても楽しかったです」、「日本の作家さんの平和の祈りが感じ取れたような気がします」などといった、感動の声を多数頂戴いたしました。
今回、本展の全ご出展アーティストの皆様に感謝の意を表し、アーティストの方々のお名前を刻んだ銘板をエウヘニオ・グラネル財団美術館に展示・寄贈。本展終了後、パウラ・ロペス・オヘア館長へ正式に手渡され、美術館に収蔵されました。
本展を通して平和の祈りを聖地に届け、更なる両国の文化交流を促すまたとない機会となりました。
昨年G7広島サミットが行なわれた
平和記念都市・広島で国際平和美術展を開催
本年8月で第2次世界大戦の終結から79年を迎えます。昨年は、G7サミット(主要7カ国首脳会議)の開催地として広島が選ばれ、ウクライナ情勢の緊迫化で核兵器使用への懸念が高まるなか、武力侵略や核兵器による脅かしに屈しないG7の強い意思を表明し、今まで以上に被爆を経験した国際平和文化都市・広島の発信力が重要視されました。
このG7サミットが開催された広島において、2024年6月8日(土)から6月12 日(水)に、広島市内の文化施設、JMSアステールプラザの市民ギャラリーで「第32回 国際平和美術展」の国内展を開催しました。会場では日本のアーティストによる多彩な作品とともに、核兵器についてのレポートの掲出と特集パネルを展示しました。連日多くのご来場者にお越しいただき、なかには「祈りの姿にはっとしました。今を生きる私たちが平和な未来を建設していく責任を感じました。」というお声も頂戴し、ご来場者に学びと感動をお持ち帰りいただくことができました。
本展ご来賓として、広島市長の松井一實氏、国際平和美術会名誉顧問で元UNESCO日本国政府代表部特命全権大使の木曽功氏、そして原爆被害者の健康と生活の諸問題の解決、核兵器のない世界を目指して活動を行なっている、広島県原爆被害者団体協議会理事長の佐久間邦彦氏がご来場。平和を尊びそれを芸術からアプローチした本展に、ご来賓それぞれから励ましのお言葉をいただきました。
またグランドプリンスホテル広島で行なった開催記念パーティーでは、出席者がおのおの豊かな未来に想いを馳せ、平和について考える貴重な交流の機会となりました。