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※2021年3月25日、宮城県・仙台市の新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた緊急事態宣言の措置に伴い、会場「せんだいメディアテーク」の一時閉館が決定しましたので、当初の予定から会期を変更しております。

史上類を見ない未曾有の大災害、東日本大震災から10年が経ちました。多くの失われた命、そして未だ故郷に帰れない被災者。それぞれが前を向いて進み、後世の人々が安心して暮らすために私たちは何をするべきか。また人類は地球や自然とどのように共存すべきなのか。難題を突きつけられた出来事でした。
震災発生直後より弊社でも、人々の物心両面に届くような復興支援を実施してきましたが、生活の窮地に文化芸術がどれほどの支えとなるのか、その明確な答えはまだ出ていません。しかし令和という新しい時代を迎えても、私たちは見えない大きな力で、人々の心を揺り動かすアートの可能性を信じているのです。
いつの世にも起こる不測の事態に際して、果たして私たちは為す術も無いまま過ごすしか道はないのでしょうか。きっと、辛い過去は教訓として遺し、次へ向けて動き出さなければ、明るく平和な未来は望むべくもありません。
アートにしか踏み込めない領域で、人々に感動や共感、生きる活力を与え得る事を証明するため、この度、表現者たち、そして希望を担った子供たちの作品とメッセージを通して、明るい時代を創造する美術作品集『紡ぐ者たち −未来につなぐ創造のエール−』を発刊し、展覧会を開催する運びとなりました。

展覧会開催概要
会期:2021年5月28日(金)~6月1日(火)
時間:11:00~19:00(初日は13:00から)
会場:せんだいメディアテーク5階「ギャラリー3300」 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

お問い合わせ
株式会社クオリアート
TEL:03-6853-0009 受付時間:平日10時~17時
 
美術作品集
紡ぐ者たち
画像はイメージです。
書籍名:紡ぐ者たち −未来につなぐ創造のエール−
発刊:2021年3月末(予定)
仕様:A4変型/オールカラー
東日本大震災という未曾有の震災被害を悼む約150名のアーティストたちの作品、近影(希望者のみ)とともに「未来へのメッセージ」を掲載
(ジャンル:日本画、洋画、彫塑・陶工芸、クラフト、写真、書道、建築 他)


展覧会場 せんだいメディアテーク
せんだいメディアテーク外観
全面ガラス張りの建物は、建築界のノーベル賞とも例えられるプリツカー賞を受賞している建築家・伊東豊雄による設計で2001年に開館しました。「メディアテーク」とは、フランス語で「メディアを収める棚」を意味し、ギャラリーの他にも図書館や映像音響ライブラリー、スタジオなど多彩な機能を収めた施設です。震災時、7階天井の南側部分が落ちた事と、3階図書館の内側ガラス部分の一部が壊れた事などを除けば、基本構造が損なわれるほどの大きな被害はなく、巨大地震にしっかりと耐えた事から、復興のシンボル的な建築としても知られています。


併設展
「平和のさくらメッセージの木」
来場者の皆様に「平和のメッセージ」を記入していただいた桜の花びらのシールを壁面に飾り付け、大きな桜の木を作り上げます。
未来を託された子どもたちそれぞれが描く絵画展
明るく平和な未来を託された東北の子どもたちが描く「それぞれの絵画」。
アートが持つ無限の可能性を引き出した子どもたちが、自由な発想で描いた絵画をご紹介いたします。ぜひともご覧ください。


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