環境をアートの色で変えていく展

会期:2018年1月16日(火)~1月21日(日)
会場:金沢21世紀美術館「市民ギャラリーA」(石川)
運営:株式会社 クオリアート
後援:WWFジャパン、北國新聞社、テレビ金沢

新旧の文化が同居する金沢にて
アートから環境を考える展覧会を開催!

江戸時代には加賀藩の城下町として栄え、現在も多くの歴史や文化に裏付けされた観光都市として知られる金沢。市を代表する文化施設でもある「金沢21世紀美術館」を舞台に、環境をテーマに掲げて日本のアーティストの作品を紹介する展覧会を開催しました。

本展バナーが来場者をお出迎え
多彩な作品が並ぶ展覧会場の様子
6日間に総計4,700人が来場
出展作家の作品をあしらったエコバックを展示・販売
パネルやビデオ映像で環境を学ぶ併設展示も開催
北陸の代表紙「北國新聞」1月18日(木)の朝刊が本展を紹介
 会場となった金沢21世紀美術館は建築家の妹島和世と西沢立衛によるユニット「SANAA」により設計され2004年に開館。多くの観光客が立ち寄る兼六園の向かいにあり、現代美術の作品を多数所蔵。2015年には日本国内の美術館の入場者数ランキングにおいて、国立科学博物館や国立新美術館を抜いて初の全国1 位となるなど、わが国を代表する文化施設です。
 金沢21世紀美術館の白を基調とした現代的な展示室には、日本のアーティストの作品175点に加え、本展はアートを通じて鑑賞者の方々の環境意識を促すことも目的としており、全出展アーティストの作品をエコバッグのデザインにあつらえ、壁一面に展示。また、WWFジャパンや環境省などにもご協力いただき、環境問題を提起するパネル紹介や、映像の放映を行ないました。
連日多くのご来場者でにぎわいを見せるなか、展覧会初日に現衆議院議員で元文部科学大臣の馳浩氏やWWFジャパンの新井千博氏、文化庁長官アドバイザリーメンバーを務める十一代大樋長左衛門氏がご来場。すべての展示作品をじっくりとご鑑賞いただき、展覧会にも高い評価を賜りました。
 地球環境の抱える問題は日々深刻化していますが、アートを通じて、個人の小さな意識が変わることから大きな変化を生むことが出来ます。6日間の総計で4,700人という多数の来場者を記録。作品を多くの来場者に観覧いただけたことで、環境に対する意識が変わるきっかけを作った意義深い展覧会となりました。