4th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART [4th]  

会期:2017年10月10日(火)~10月14日(土)
会場:ギャラリー・ジョセフ・サン・マルタン
   Galerie JOSEPH Saint Martin
  (フランス・パリ)

   終了しました。

芸術の都・パリ。中心地のギャラリーで開催

ピカソ美術館やポンピドゥー・センターなどコンテンポラリーアートの聖地を擁する芸術の都・パリのマレ地区において、コンペティション形式で実施する日本の美術展覧会を開催しました。

賑わう展示会場
会場玄関の様子
会場地下
会場1階
審査員のナディーヌ・ルブラン氏
審査員のアントニオ・フランチカ氏
会場のあるマレ地区はセーヌ河の右岸で長く貴族が居住した地域であり、歴史的また建築的重要性の高い優れた建造物がある一方、パリ市内でも多くのアートギャラリーが集まる区として知られています。日本画、洋画、彫塑、陶工芸、写真、書道など日本人アーティストの手による作品117点を紹介した本展にも、世界各国から集まってくる美術愛好家が多数来場。作品を鑑賞しながら審査を進めるなかで、日本人の芸術家としての技術や感受性、多様性と独創性、独特の敏感さに感心したという声も聞かれました。
会期中、パリ日本文化会館メンバーで、アジア美術を専門でマネージメントするDrimart社代表兼ディレクターを務めるナディーヌ・ルブラン氏と、イタリア文化会館ディレクターのアントニオ・フランチカ氏が審査員として来場。ルブラン氏は出展作品が伝統的な技法を用い、そこに独自の表現を盛り込みパワフルで独特の美的感覚を効果的に引き出していると評価。フランチカ氏からは繊細な感覚で表現された日本のアートに触れ、作者の話を聞きたくなった、と日本のアーティストに賛辞が贈られました。
出展者や審査員、来場者が交流する姿も見られ、作品のみならず人を介してパリから日本のアートを世界に広める良い機会となりました。
審査員
ナディーヌ・ルブラン氏 
パリ日本文化会館メンバー/Drimart社代表兼ディレクター
アントニオ・フランチカ氏
イタリア文化会館ディレクター

受賞者(敬称略)
【グランプリ】藤田 瓊泉《しんしんと》
【準グランプリ】甕 えみ《蝶》
【人気アーティスト賞】青山 智圭子《KIMONO》/絵師 白道《登竜門伝説》/en moyukari《cozuchi BAG》/尾﨑 拓磨《Fibonacci Glare》/星野 真弓《桜 ~希望への道~》/やすだ みちこ《アナタトトモニ》
【審査員特別賞】麻生 あかり《不肖》/越田 悟全《机 Ⅰ-2》/佐藤 揺光《絆》/谷口 宜伸《感銅 -impression on copper-》/籾 栄子《カタクリの華》/山田 大介《自由》