DISCOVER THE ONE JAPANESE ART [1st]

会期:2016年5月17(火)~5月21日(土)
会場:メニア・ギャラリー Menier Gallery
   (イギリス・ロンドン)

   終了しました

日本のアートを芸術・文化の中心地ロンドンでご紹介

文化芸術に造詣の深い人々から、常に熱い視線が注がれるイギリスの首都ロンドン。市街の中心地からほど近いMenier Gallery(メニア・ギャラリー)にて、日本の美術作品を一堂に会し紹介する展覧会を開催しました。

作品を熱心に鑑賞するご来場者
賑わう展覧会場
元チョコレート工場だった建物をリニューアルした展覧会場
審査員のニコラス・アッシャーウッド氏
審査員のタイモン・スクリーチ氏
ロンドンのアート情報誌『GALLERIES』の裏表紙で本展を告
【大賞】 永井 洋子《ヴィーナス》
【準大賞】 竜沢 祐子《Lilacs in Bloom ライラックの花咲く頃》
【人気アーティスト賞】 坂田 恭平《uprise》
【タイモン・スクリーチ賞】 菊見吟子《嫐る女》
【ニコラス・アッシャーウッド賞】 矢島 路絵《9×9 Composition 渦》
1870年に建てられたとされる元チョコレート工場をギャラリーとして生まれ変わらせた会場は、イギリス国内外の様々な現代美術作家に利用されてきた注目のスポットということもあり、連日多くの人々に来場いただきました。
コンペティション形式で2名の審査員による審査と、一般のご来場者によるアンケートの総評により、各アワードを選出する本展。会期中には、審査員であるロンドン大学アジア・アフリカ研究所教授(日本近世文化・美術専攻)のタイモン・スクリーチ氏とキュレーターでアートライターでもあるニコラス・アッシャーウッド氏にも来場いただき、すべての作品をじっくりと鑑賞しながら審査を行なっていただきました。また英国王立美術家協会(RBA)副会長のミック・デイビス氏も来賓として同席。「日本独自の文化を美術作品として表現しているものが多く興味深かった」「高い表現力や技術力に感動した」などそれぞれ高い評価をいただきました。
 一般来場者の方々も、積極的かつ真剣に、それぞれの視点でアワードに適した作品を選定。普段目にする機会の少ない日本のアーティストの多彩な表現の数々を心から楽しんでいる様子でした。
審査員
タイモン・スクリーチ氏 
ロンドン大学アジア・アフリカ研究所教授(日本近世文化・美術専攻)/多摩美術大学客員教授

ニコラス・アッシャーウッド氏 
キュレーター/アートライター
ロンドン中のアートギャラリーを網羅する『GALLERIES』誌の特集記事担当デスク役員

受賞者(敬称略)
【大賞】 永井 洋子《ヴィーナス》
【準大賞】 竜沢 祐子《Lilacs in Bloom ライラックの花咲く頃》
【人気アーティスト賞】 坂田 恭平《uprise》
【タイモン・スクリーチ賞】 竜沢 祐子《嫐る女》
【ニコラス・アッシャーウッド賞】 矢島 路絵《9×9 Composition 渦》
アート情報誌『GALLERIES』7月号にて受賞者と本展の総評が掲載されました