WORLD PEACE ART EXHIBITION 2014

【国内展】京都 Kyoto
【海外展】フランス Paris,France

主催 : I・P・A実行委員会
後援 : ユネスコ日本政府代表部、広島市、長崎市、京都市、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
オフィシャルサポート : 国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)
運営 : 株式会社 クオリアート

《海外展》
平和と文化の聖地“UNESCO”で国際平和美術展を開催!

会期:2014年10月24日(金)~10月30日(木)
会場:UNESCO(国際連合教育科学文化機関)パリ本部内
   ミロ・ホール/パ・ペル・デュホール

かつて日本政府が提案し国連総会で採択された「国連持続可能な開発のための教育の10年」(2005年から2014年)の総括として、2014年11月、愛知県名古屋市で「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」が開催されました。また昨年は我が国の最高峰「富士山」が世界遺産に決定。今年は「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産となり、「和食」が無形文化遺産に登録されるなど嬉しいニュースが相次ぎました。

賑わう展覧会場
弦楽四重奏による演奏
オープニング・セレモニー会場の様子
この度、これらの活動を取り仕切るUNESCOのオフィシャルサポートを得ることが叶い、パリ本部において第22回国際平和美術展の海外展を開催する運びとなりました。UNESCOは国際連合の専門機関の一つとして、教育・科学・文化を通じ国際協力を促進し、世界の平和に貢献することを目的としており、「芸術による平和希求」を目指す国際平和美術展にとっては同様の理念を持つ機関。UNESCOにおける開催は、本展の長年の悲願でしたが、今回それを達成することができました。

本展の会場となったのは、UNESCO・パリ本部内ある「ミロ・ホール」と「パ・ペル・デュホール」。UNESCO・パリ本部内の「ホール Ségur」で行なわれたオープニング・セレモニーには、日本から渡航したアーティストや各国大使館の方々、また、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使やUNESCO世界遺産センターの次長など、そうそうたる方々にご臨席いただきました。
世界各国の文化芸術に携わる多数のご来賓が見守る中、本展の開催を記念して鏡開きが行なわれ、念願のUNESCO・パリ本部内における国際平和美術展が華々しく開会。

続いて日本人アーティストによる日本画と書道、茶道のワークショップとパフォーマンスが行なわれ、日本の伝統文化が育んだ妙技に、多くの人が感嘆の声をもらしていました。

20世紀を代表する芸術家ジョアン・ミロの傑作が常設展示される会場では、平和を愛する日本のアーティスト215名による作品とともに、平和を願うメッセージを展示。日本人が抱く、思い思いの平和希求の形に、来場者は足を止めて真剣に読みふけっていました。

《国内展》
「芸術のなかに見つける平和への道」
京都と姉妹都市パリ・UNESCO本部を結ぶ国際平和美術展を開催!

会期:2014年7月16日(水)~7月20日(日)
会場:京都市美術館

梅雨の中休みとなった7月16日。夏休みを目前に控え、眩しい太陽と爽やかな青空のもと、第22回国際平和美術展が京都府京都市の岡崎公園にある京都市美術館で幕を開けました。

賑わう会場
ホテル最大の会場「瑞穂の間」が満員となる盛況ぶり
会場となった京都市美術館
展覧会場では、平和を愛する日本のアーティスト224名による作品と平和へのメッセージを展示。また併設展示では、「富士山」世界遺産登録と「和食」無形文化遺産登録を記念し、『世界平和の象徴「UNESCO」』と題し、国際平和や、文化、教育などの国際的な機関であり、本展の巡回先に決定しているUNESCOについて特集。UNESCO創設までの歴史や活動内容、パリ本部に収蔵される芸術作品などについてご紹介しました。
当日は祇園祭の宵山ということもあり、日本屈指の観光地、京都が誇る伝統的な美術館で開催した本展には、初日から国内外より多くの人々が訪れ、平和と芸術を愛するアーティストたちの作品をご鑑賞いただきました。

本展成功の手応えを携え、10月には巡回先国フランスにある平和の象徴、UNESCO・パリ本部へと臨みます。